連草

福岡人向けグルメ情報+真面目なゲスネタ+α

マック ガンガレ

迷走中もガンガレ

みんな大好きマクドナルド。

最高だよね。

 

原田泳幸前社長は、今やベネッセのあれこれの方が有名だけど、マクドナルド時代にも伝説を残した。

そう。「60秒キャンペーン」っていうアレな企画。騒然となったね。

matome.naver.jp

 

カサノバ現社長も、異物混入やら何やらでてんやわんや。

最近の「マクドナルド 総選挙」って企画も、う~んって感じ。

www.appbank.net

 

・・・だったんだけど、いやいや、何とも。

 

素晴らしい。

 

投票トップの「公約」()なる、期間限定バーガーだ。

 

最高傑作だ

うるわしき「トリプルチーズバーガー」よ。

rocketnews24.com

 

もうね。手放しでうまい。

 

これまで「ビックマック」が最高で、「グランドビッグマック」や「ギガビッグマック」は贅沢だけどバランス悪いねーって思ってた。

 

これが正解だったんだ。

バンズは上下1枚。そこにチーズハンバーグ3枚と、ちょっとのトッピングを挟む。これ以上もこれ以下もない、最も美しいバランスだ。

 

もっとガンガレ

もともと、マクドナルドのハンバーグ(パティ)は美味い。チーズも美味い。

そう言うとバカにする人がいるけど、ためしに、プレーンなハンバーガーを買って、別にタルタルやケチャップを用意して、はさんで食べてみるといい。

十分美味いよ。

 

最初からはさんでるモスなんかの方が、商品の完成度として上だというのは否定しない。けど、マックのパティもバカにしたもんじゃないんだ。

それが最高に生かされているのがビックマックだ。

マクドナルドはクォーターパウンダーを推すかもしれんが、厚みがある分、パサつきが気になる。ボクは、プレーンなパティの方が美味いと思う。

 

マックの素晴らしいところは、言えばケチャップを無料でつけてくれることだ。

バーガーをオーダーしたとき、ケチャップをもらって、自分ではさめばいい。美味さ倍増だ。

 

トリプルチーズバーガーは2月7日までらしいが、是非レギュラー化してほしい。

 

補遺

マクドナルド公式のスマホアプリがある。

クーポンも配信されて、お得だ。

 

ところが、このアプリの出来が悪い。もちょっとマシなSIerを使えばいいのに。

バージョンアップ版がリリースされると、バージョンアップしない限り起動しないという仕様も残念だ。店頭で「使おう」と思ったら、「まずDLしろ」と怒られてゲンナリする。

どうにかならんもんかね。

 

ト、トランプげろヤバ

GRIT ~ やりぬく力

正しい行いをする常識人と、

正しくない行いを、正しいと信じて行う非常識な人が、

衝突したらどうなるか。

 

  

 

権力が介入しない限り、普通、非常識が勝つ。

正しいかどうかで勝負が決まるわけじゃない。

その行いを、やり通すかどうかで決着する。

 

奇矯な隣人

たとえば、自宅の隣にこんな人が越してきたとする。

 

www.youtube.com

 

戦えるだろうか?

 

持ち家なら、戦わざるを得ないかもしれん。

長い長いトンネル・・・

「家を買う」最大のリスクのひとつだ。

 

逃げられるなら逃げる。やりすごして、波風が立たないようにする。

それが、常識人の常識的な行動だろう。

 

収穫の季

件の騒音おばさんは、結局、警察沙汰になって終わったようだ。

権力が、権力的に正義を実現して正す。そこまでが長いけど、権力が動けば解決する。

 

件のトランプは、みずから世界最高の権力を握っている。

いったい誰が正せるんだい?

 

トランプだけじゃない。取り巻きもヤバい。アメリカの上位階層の、権力中枢にすぐアクセスできる場所に、彼と同等(以上)の傾き者がわんさかいたわけだ。

彼らは、悪と知って悪をやってるんじゃない。

悪びれず、恥じず、ホコリとGRITをもって善を執行してる。

 

アメリカが盟主として形作ってきた世界は、その気になったアメリカにとって最上の刈り場だろう。

イエローモンキーなんか蹴散らされ、折角の猿酒を収奪される。

 

OMG!!!

 

影響を、軽断できない。

世界を、楽観できない。

 

Try & Error U Scrap & Build

つくづく、民主主義ってベストじゃなくベターだと思う。

どんな政治体制でも失敗は起こる。

そこから、非暴力で回復する可能性のある制度、いわば「失敗できるシステム」が民主制だ。

失敗が起こることは、制度に織り込み済みなんだ。

破壊され尽くしたら、再建に数世代かかるだろうが・・・

 

不謹慎だけど、どうせならオーストリアあたりで起これば良かった。

www.bbc.com

 

破壊的な影響力が行使される「社会実験」を、他国が観察できるように。

機運が高まったあげくに、なんと、アメリカで起こるとは!!!

 

パンデミック間近の危険なフェーズに入ってる気がしてならない。

 

補遺

オリバー・ストーン氏が、トランプを支持するような発言をしている。

 

chikyuza.net

 

と言っても「目クソの方が、鼻クソよりマシじゃね?」って議論だ。

たられば話だしね。

結局、世界最高の権力者は、消去法で選ばれたんだろうか。

 

障がい者と進化論

弱肉強食の何が悪い?

そんな考えを論破したとして、かねて有名な「Yahoo知恵袋」のやりとりがある。

 

この中の、

自然界の掟は、個体レベルでは「全肉全食」で、種レベルでは「適者生存」です・・・

として本文がはじまる、「ベストアンサー」の回答だ。

 

シリアルキラーがしでかした知的障がい者殺傷事件の影響だろうけど、最近、SNSタイムラインで何度もこれを見かけた。

でもこれって、いいこと言ってそうで正しくなく、むしろ危険かもしれないと感じる。

 

件の「ベストアンサー」は進化論をベースにしており、要約すると次のとおり。

  1. 適応という切り口で見たら、遺伝子に優劣はない
  2. 人の生存戦略は「社会性」
  3. だから社会で、あらゆる個体を生存させて多様性を維持すべき

 

1はそのとおりだと思う。

2も、まあそういう見方はあるかもね、と思う。

でも、そっから3というのは、論理的に飛躍だろう。

 

「障害」の程度・内容にもよるが、特別の支えなしに生存できない個体は、およそ現世に適応しているとはいえない。

そのような個体は、たとえ社会の力で天寿を全うできたとしても、まず子孫は残せないだろう。まして、現世に適応した個体群を押し退けて、子孫繁栄する系譜の始祖になるとは考えられない。

 

たしかに、現世で「障害」と評される形質が、環境の激変した未来に、生存上で有利となる(不利にならない)ということは、あり得るかもしれん。

そうだとしても、その未来に繁殖するのは、その未来に発生した個体からだ。

 

ボクは、「障害」形質を持った個体(障がい者)の生存を図ることを、進化論的に説明するのは間違ってると思う。

進化論は価値中立的な「カガク」であり、アリテイにいうと非人間的だからだ。

それは、「弱者切捨が人の本性だ。群れ(社会)とはそういうものだ」といった思想さえ飲み込む。実際、つい70年ちょっと前には、先進国にも、進化論の延長で優生学を語る者がうじゃうじゃいた。

優生学を進化論の乱用だと言うなら、同様に、弱者保護に進化論を持ち出すのも乱用だと思う。


障がい者保護の意義は?

あらためて考えると難しい。

そもそも、こんな議論がされるようになったのは、人の歴史の中でもごくごく「最近」のこと。それも、余裕のある社会の中でだけだ。

そんな現代日本でも、(体外で生存できない)胎児なら、形質が好ましくない等の理由で間引くことが事実上認められる・・・

難しいね。


批判もある24時間テレビだが、ボクは「あり」と思う。見ないけど(笑)。

ステレオタイプな「けなげな障がい者」を映し出すばかりで、芸がない。

でも「けなげな障がい者」がいるのも事実だ。いくらかの障がい者や家族や関係者に、良い影響を与えているのも現実だろう。

放送局や広告屋やスポンサーやタレントにとって「ビジネス」なのは間違いないけど、その何が悪い? 福祉だって何だって、継続のためにはソロバンが必要だ。

 

裏番組で、NHKがアンチテーゼ的な切り口で障がい者を扱ったことが話題になった。ボクは、これも英断だと思う。

両論併記。真っ当な議論であり、建設的だ。


「保護しない」論を併記すべきか?

これまた難しい。

「言霊」って、古代日本人が発見した真理だ。強い言葉は憑依・感染する。

障がい者排除」なんて、「口に出すのも憚られる」ってのは正常な感覚だろう。

 

優生学の支持者は、ちょっと前にはうじゃうじゃいた。

今も、いち犯罪者レベルでは存在する。たぶん氷山の一角だ。

焼けぼっくいが燻ってる中に、「言霊」を一人歩きさせるのは危険だ。

 

専門家やマスコミには、是非「障がい者保護」論の「強い言葉」を発見してほしいと思う。

 

補遺:大人の教養

十年一昔というが、学生だった数十年前なんて大昔だ。

大人になって教養を取り戻すのは難儀する。でも、できれば取り戻したい。そんな方におすすめの本を紹介しよう。

 

  

 

著者の橘玲(たちばなあきら)さんは、投資系の著作が多く、熱烈な支持者を集めている。ただその主張は独特で、人を選ぶかもしれん。

 

さておき、この人のキュレーション能力はすごい。

本書は、さらっと読めるが、内容はこってりだ。文系(人文・社会科学)の諸分野に関して「フレッシュな知見」と「書き換えられた知見」を分別して紹介する取り組みだ。

もちろん、後者は廃棄すべしとの主張が込められており、それがタイトルになってる。

進化論やゲーム理論などの「フレッシュな知見」が、相互の関連性までうかがえるように見事に整理整頓されている。

いわば、文系スモールワールドの「ハブ」となる本だ(この表現が腑に落ちない方こそ、本書を読んでほしい)。

 

橘さんの主観を介した整理であり、ガイダンスと割り切って読む本だけど、社会人が再学習する入口としては最適だと思う。

ちなみに、彼は若人をターゲットにして書いたと言ってるが、正直、学生にとっては劇薬かもしれん。この本を真に受けると、いくつかの分野(たとえば哲学)では、学ぶ気力が削がれるだろう。

 

この手の「マーカー引きながら読み飛ばす」たぐいの本は、電子書籍があれば絶対そっちがいい。

Kindleの便利さについては、いつか書こう。 

 

千代の富士(九重親方)哀悼

千代の富士が死んだ。

一時代を築いた大横綱だった。

(相撲取りの中では)小柄な身体に、筋肉の鎧をまとい、強引で強烈な投げでばったばったと投げ捨てる爽快な取り口が魅力のお相撲さんだった。

 

ただ、国民栄誉賞まで受賞した偉人の割には、取り上げられ方がおとなしい気がする。

相撲人気の凋落も一因だろう。でも、たぶんそれだけじゃない。

 

とことん勝負に徹した人だった。

デーモン姿(世を忍ぶ仮の姿ではない真の風貌)のまま、NHKの相撲解説を担われるデーモン小暮閣下は、ご自身のブログで、

「ハングリーさが体中からにじみ出ていた。頂点を極めた後も、引退の直前までずっと狡猾だった」などと評されている。

 

奥歯に物の挟まったような言い方だけど、要するに千代の富士は、大横綱でありながら、らしからぬギラギラさで、執拗に勝負にこだわり、貪欲に勝利をもぎ取る人だったんだ。

たとえば出稽古で、台頭する芽を摘んだりして。

あるいは本場所で、挑んでくる者を叩き落としたりして。

 


 

実績は抜群なんだけど、そのポジションは、大鵬北の湖とはずいぶん違う。

朝青龍みたいにやんちゃで、それより遥かに冷酷苛烈だ。

 

現役時代の天敵というと北天佑だけど(彼もガンで早世)、ほんとかどうか知らんが、個人的な恨みを買っていたとかいなかったとか・・・

 

ちょっと前には、相撲協会の理事からもはじかれてたね。

まあ、何やかんや、いろいろあった人なんでしょう。

 

 

とにかくカッコ良かった。

現役時代の千代の富士は、抜群にカッコ良かった。

彼より実績ある横綱はいるが、彼よりカッコ良い力士は多分いない。客観的に。

だって渾名が「ウルフ」だよ。彼にはぴったりはまっていたけど、本来、お相撲さんにつく渾名じゃないよね。

 

ボクは北天佑も好きだったけど、「お相撲さん」イメージそのままの北天佑と、ウルフ千代の富士の力相撲は、すばらしく見応えがあった。

 


 

あのころは、スイーツ大乃国や、飄々旭富士らが綱にいて、

大関陣には北天佑の他、愛敬一番朝潮、 ベビーフェイス若嶋津、ヒール小錦ヘラクレス霧島など、役者が揃ってた。

その下にも、逆鉾寺尾の曲者兄弟や、くっそ重い安芸乃島、怪獣ぽい栃乃和歌など、みんなみんなキャラが濃ゆかった。

 

彼らが、全力で千代に挑み、ばったばった投げられる。

千代に勝てば昇進できる。昇進するには千代に勝つしかない。

その、リアルで残酷なドラマは、見ていて飽きなかった。

 

そう。無慈悲に勝負にこだわる千代の富士は、最強のボスキャラだったんだ。

栃・若とか柏・鵬のように、彼には対になる(なれる)存在はいなかったけど、独りで、長期間トップの座に君臨し、昇ってくる者を蹴落とし続けた。その情け容赦ない存在感は、現役最強の白鵬といえど遠く及ばない。

 

ただ、カッコ良かった千代の富士は、とうの昔にいなくなった。

千代が引退して九重になったとき、大横綱は、既に歴史となったんだ。

訃報に接して、一抹の感慨とともに、そう思った。たぶん、みんな同じではないだろうか。 

 

Dr.マシリト「ベルセルク」を斬る

マシリト突っ走る(笑)

少女漫画の白泉社の、ほそぼそした少年誌「ヤングアニマル」。

実は「3月のライオン」や「ベルセルク」の連載誌であり、侮れない。


その7/8発売のNo.14に、白泉社鳥嶋和彦社長と、ベルセルク三浦健太郎さんの対談が載ってた。

鳥嶋さんは、ジャンプで鳥山明らを担当した名物編集者で、「Dr.スランプ」に、Dr.マシリトという敵キャラ(?)で登場した人。


今は白泉社に行ってたのかー って、実は白泉社って、集英社小学館同じグループなのね。

それならサンデー(小学館)の方をどうにかしてやれよ! と思ったのは内緒。

 

マシリトは、三浦さんを持ち上げつつ、盛大にダメ出しする。

 

  • 重い!
    「蝕」なんて物語中盤で出すエピソードじゃない。だから後がきつくなる。

  • 遅い!
    セリフとカットが多すぎ、背景も不要。勉強(のための休載)なんかすんな。

  • 長い!
    さっさと見切りをつけて、次行け次。

 

よくぞ 言ってくれた。

 

さらに、三浦さんのことを「描画よりセリフ回しに才あり」と評する。
それって「自分の仕事を減らして、とっとと話を進めろよ」って説得だよね。

 

よくぞ やってくれた!

 

ただ残念なことに、終始、話が噛み合ってない。

おそらく三浦さんは、頑固というか、自分の殻から出ない人なんだろう。他人の意見は、聞いてるようで聞いてない。ただ自分のやりたいことを、やりたいようにやるだけ。


三浦さんがそうであることを、マシリトは無能な編集者(の調教不足)のせいだと喝破する。
でも、もう手遅れなのかな。

可愛い新人のころに手を入れず放置しておいて、作家様としての自意識が盛り上がっている今更、にわかに意見しても変わらないだろう。

 

編集者というもの

三浦さんに響いてないのが悔しいが、マシリトは読者を向いている。その言葉はリアルで、重みがある。

作者が、内なる声にしたがって突っ走るだけなら、同人誌やWebマンガにしとけ、ってことだね。

商業誌で多くの読者に届け、響かせるなら、作者の内なる声を誰かがコントロールしなきゃいけない。自分でできる作者もいるかもしれんが、難しければ(たいてい難しいのだろう)、編集者の仕事だ。

 

おそらくマシリトは、三浦健太郎という才能を見て本気で「惜しい」と思った。この天才の内なる声の大きさ、引き出しの多さに、純粋に「もっと描かせたい」って感じた。「もうちょっと上手くやっとけよ」、「オレなら上手くやれた」って。

 

実際、ベルセルク休載中に気晴らし(?)で描かれた「ギガントマキア」が、なかなか良かった。

 

  

 

もうこっちで良いんじゃない? って本気で思った。

間違いなく、迸る才能がそこにある。あとは誰かが鈴をつけられたら・・・

 

ボクは、この対談を見る前から、ベルセルクの連載は追っかけないと決めている。

この対談を見て、マシリトと配下の者による今後の継続的な関わりに微かな希望は抱いた。
とは言え、大きな期待は持たずに、状況を見守っていこうと思ってる。